各ソフトウエアの種類やバージョンの確認
本番環境のWebサーバの種類、PHPのバージョン、データベースのバージョンを確認します。これらは、サイト作成時に指定するWebサーバの種類、PHPのバージョン、データベースのバージョンを決めるときの参考となります。
まず、本番環境の管理者画面を開きます。
①「ツール」をマウスでホバーし、②「サイトヘルス」をクリックします。
③「情報」をクリックします。
④「サーバー」と⑤「データベース」をクリックします。
Webサーバの種類、PHPのバージョン、データベースのバージョンを確認しメモ帳などに控えておきます。
テスト環境用のサイトの作成
Local by Flywheelを起動してテスト環境用のサイトを作成します。
スタートメニューから①「Local」をクリックしLocal by Flywheelを起動します。
②「CREATE A NEW SITE」をクリックします。
③作成するサイトの名前を入力し、④「ADVANCED OPTIONS」をクリックします。
「Local site domain」(これがテスト環境のドメインとなる)と「Local site path」(これがテスト環境のファイルを格納するフォルダのパスとなる)を確認し、⑤「CONTINUE」をクリックします。
⑥「Custom」をクリックします。⑦「PHP Version」、⑧「Web Server」、⑨「Database」でそれぞれ前の章で確認したPHPのバージョン、Webサーバの種類、データベースのバージョンに近いものを選択し、⑩「CONTINUE」をクリックします。
⑪「WordPress Username」にサイト管理者のユーザー名、⑫「WordPress Password」にサイト管理者のパスワード、⑬「WordPress Email」にサイト管理者のメールアドレスを入力し、⑭「ADD SITE」をクリックします。なお、これらの値は本番環境のデータをインポートした時点で上書きされる情報となります。
サイトの作成が始まります。
⑮ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合には「はい」をクリックします。
ちなみに、C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsを変更するために、「デバイスに変更を加えること」の許可を求められたものと思われます。実際、以下のようなエントリがhostsに追加されていました。
## Local by Flywheel - Start ##
::1 sonohigurashi.local #Local Site
127.0.0.1 sonohigurashi.local #Local Site
::1 www.sonohigurashi.local #Local Site
127.0.0.1 www.sonohigurashi.local #Local Site
## Local by Flywheel - End ##
⑯「TRUST」をクリックします。
⑰ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合には「はい」をクリックします。
表示が「TRUSTED」に変わったことを確認し、⑱「STOP SITE」をクリックします。
これで、本番環境のファイルやデータベース内のデータをインポートする準備が整いました。
コメント