初心者でも簡単!Local by Flywheelを使って本番環境からテスト環境を構築する方法を徹底解説

 皆さん、WordPressのテーマを変更するときや新しいプラグインを導入するとき、あるいは、functions.phpやCSSを修正してブログをカスタマイズするとき、自由に試せる環境がほしいと思ったことはありませんか?

そんな環境を用意するには、新たにレンタルサーバーを借りたりローカルのマシンにLinuxをインストールしたりする必要があると思ってたりしませんか?

そんなお悩みをもつあなたのために、簡単に本番環境とそっくりなテスト環境を構築できるLocal by Flywheelという便利で無料なツールがあります!

当記事では、このLocal by Flywheelを使ったWordPressのテスト環境の構築方法を4ページにわたって丁寧に解説していきます。

ワンステップずつ画像を使って詳細に解説しているのでどなたでもテスト環境を構築することができるようになります!

是非、この機会にLocal by Flywheelを使ってWordPressのテスト環境を構築してみませんか。

 当記事で紹介する手順のなかに「データベースに存在するURLの置換」という手順があります。これは、データベース中に記録されている本番環境のURLをテスト環境のURLに置換するという手順です。巷の記事にはこの置換をテキストエディタを使って行っているものがありますが、この方法では本番環境のURLをすべて漏れなく置換することはできません。本記事では、このURLの置換を漏れなく行えるようツールDatabase Search and Replaceを使った置換手順を紹介しています。


目次
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はじめに

 皆さん、functions.phpやCSSはどのように修正してますか。ローカルで編集→本番環境にアップロード→本番環境でテスト、といった具合でしょうか(そんなの私だけ?)。

そのお陰でブログ全体が真っ白になって開けなくなったり、ブログの体裁が大きく崩れたりするというのは日常茶飯事でした。かくいう私もソフトウエア技術者の端くれとして本番環境でテストするなんて以ての外だということは重々承知しています。でも、個人ブログだしまあいいかなと思ってやってしまっていました。

ただ、他の人はテスト環境をどうやって用意しているのだろうかとぼんやりと考えてはいました。テスト用にもう一台レンタルサーバー借りるのかなとか、ローカルに用意するとしてもやっぱりLinuxが必要なのかなとか。だとしたら面倒くさいなとか。

そんなわけでググってみたところやっぱり便利なものがあるんですね。Local by FlywheelとXAMPPというのが見つかったのですが、今回は無料でかつ使い方が簡単だとオススメされているLocal by Flywheelを使ってテスト環境を構築し、「本番環境でテスト」から脱却していこうと思います。

 では、早速本題に入っていこうと思います。

Local by Flywheelのダウンロード

 Local by Flywheelをダウンロードします。

 まず、Local by Flywheelのダウンロードサイト(https://localwp.com/)を開きます。

 ①「OR DOWNLOAD FOR FREE」をクリックします。

 ①「OR DOWNLOAD FOR FREE」をクリックします。

②Local by FlywheelをインストールするOSを選択します。ここでは、「Windows」を選択しました。

 ②Local by FlywheelをインストールするOSを選択します。ここでは、「Windows」を選択しました。

③「Work Email」にメールアドレスを入力し、④「GET IT NOW」をクリックします。なお、他の入力項目は必須ではありませんでした。ダウンロードが始まるので保存場所を指定しダウンロードを完了させます。

 ③「Work Email」にメールアドレスを入力し、④「GET IT NOW」をクリックします。なお、他の入力項目は必須ではありませんでした。ダウンロードが始まるので保存場所を指定しダウンロードを完了させます。

Local by Flywheelのインストール

 Local by Flywheelをインストールします。

①ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックしてインストーラを起動します。

 ①ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックしてインストーラを起動します。

②すべてのユーザー用にインストールするか現在のユーザーのみにインストールするか選択し、③「次へ」をクリックします。ここでは、「現在のユーザーのみにインストールする」を選択しました。

 ②すべてのユーザー用にインストールするか現在のユーザーのみにインストールするか選択し、③「次へ」をクリックします。ここでは、「現在のユーザーのみにインストールする」を選択しました。

必要なら④でインストール先を修正し、⑤「インストール」をクリックします。

 必要なら④でインストール先を修正し、⑤「インストール」をクリックします。

インストールが始まります。

 インストールが始まります。

⑥ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合には発行元を確認して「はい」をクリックします。なお、私の環境ではこのダイアログは5回表示されました。すべてVC++のランタイムのインストールでした。

 ⑥ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合には発行元を確認して「はい」をクリックします。なお、私の環境ではこのダイアログは5回表示されました。すべてVC++のランタイムのインストールでした。

⑦「完了」をクリックします。

 ⑦「完了」をクリックします。

 これで、インストールが完了しました。起動したLocal by Flywheelは次の初期設定で使いますので閉じずにおきます。

Local by Flywheelの初期設定

 Local by Flywheelの初期設定を行います。

①「Local Terms of Service」を読んで問題なければ「have read and agree to LOCAL'S TERMS OF SERVICE」にチェックを入れ、②「I AGREE」をクリックします。

 ①「Local Terms of Service」を読んで問題なければ「have read and agree to LOCAL'S TERMS OF SERVICE」にチェックを入れ、②「I AGREE」をクリックします。

「Turn on Error Reporting」か「いいえ」をクリックします。「Turn on Error Reporting」をクリックするとエラー発生時のレポートがLocal by Flywheelの開発元に送信されるようになります。ここでは、③「いいえ」をクリックしました。

 「Turn on Error Reporting」か「いいえ」をクリックします。「Turn on Error Reporting」をクリックするとエラー発生時のレポートがLocal by Flywheelの開発元に送信されるようになります。ここでは、③「いいえ」をクリックしました。

④「×」をクリックします。

 ④「×」をクリックします。

上の画面が表示されたら初期設定完了です。

 上の画面が表示されたら初期設定完了です。

なお、今回ダウンロードしたLocal by Flywheelのバージョンは、「6.1.1+5468」でした。

 なお、今回ダウンロードしたLocal by Flywheelのバージョンは、「6.1.1+5468」でした。

 これで、Local by Flywheelでテスト環境を構築する準備が整いました。

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